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2014年12月28日

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2014年11月14日

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2014年09月16日

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ファシリティドッグのヨギと出会った!すごいやつだった!

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2012年01月11日

<1月号>第一回 「蓬莱橋」前編

今月の特選ネタ

(島田市街側から見る蓬莱橋。砂利部分に何故かハートが・・・)

 

静岡県は東西に長く、東名高速や鈍行電車で移動する人からは「静岡大陸」とも呼ばれるとか呼ばれないとか。
長い海岸線にそそぐ一級河川※1だけでも5つあるのです。
ということは、静岡県民は意外と、橋を渡って暮らしているのかも。
意識していないけど。

・・・ということで、なんとなくこの企画がスタートします。しずおか橋めぐり。

川の向こうにある夢とロマンを求めて(!)県内の橋を巡ります。
橋を極めずして、静岡を極めたとは言えないのです! 
それだけです。もう一度言います。
本当にそれだけです。


※1 
静岡県内の一級河川は狩野川、安倍川、大井川、菊川、天竜川。ちなみに・・・一級河川というのは、
川の規模を表すのではないそう。国土交通省が直接管理する河川=一級河川、都道府県が管理する河川=二級河川、とのこと。

 

さて、第一回目の橋めぐりは・・・

静岡県の統計によると、県内の橋の総数は3,100橋※2
この連載が1ヶ月1本ペースで橋めぐりをするとして、258年分のネタ。安泰ですね。
そして・・・3,100橋の中から記念すべき第一回目の橋を選ばれたのは・・・


蓬莱橋!!!


大井川に架かる、島田市にある橋です。googleで「静岡県 橋」と検索するとトップに表示される、
静岡橋界を語るには欠かせない存在(のはず)。

長い長い橋なので、蓬莱橋編は前・後編の二本立て!
今回は「前編」です。

※2
参考/静岡県公式ホームページ「橋梁アセットマネジメント」http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-210/kyouryou_asset.html

 

いざ現地へ

というわけで、島田駅のほど近く、アピタ島田店から歩いてすぐの蓬莱橋へ行ってきました。
僕は島田市在住の地元民ながら、10年ぶりの蓬莱橋です。青空にも恵まれて絶好の橋日和(?)。 



蓬莱橋の基礎データが立札になっていました。
それによると、完成は明治12年(1879年、エジソンが白熱電球を発明した年!)。
橋脚の一部以外はすべて木造。

長は897.422m。木造歩道橋としては世界一の長さなんです!
ギネスブック記録として認定されていて(1997年認定)、ギネスワールドレコーズ社の記念碑が
建っているではないですか!世界記録を前に、無意味にテンションが上がります。


燦然と輝くHorai Bridgeの文字

(燦然と輝くHorai Bridgeの文字)

 

そして気になる看板が。



強風・・・だと・・・。一抹の不安が頭をよぎります。

 

100円の通行料を払って、歩き出す

今回は、島田市側から旧金谷町側へ渡ります。
蓬莱橋はもともと、茶畑など牧之原を開墾する農民が作った橋。
だから、現在も「開墾民以外=一般人」は通行料を払って渡ります。
料金所のおばちゃんに大人料金100円を手渡しして(小学生以下10円)、いざ・・・!

橋の幅は、2.4m。高さは7m。
木の板が打ち付けられただけの歩道部分は意外とデコボコしていて、気を抜いて歩けません。
それでも、しばらく進むと慣れてきます。むしろ高さが楽しいかもしれない。


 
(ところどころにスキマと穴多数。天然のスリルを体感)

 

看板通りに吹き付ける強風によろけながらしばらく行くと・・・欄干に意味深な言葉を発見。



(「きけんですので手すりに座らないで下さい」。座るなよ!絶対座るなよ!)


ダチョウ倶楽部のネタフリではありません。本当に危険ですので座らないでくださいね。


・・・っと、その時。何かがやってきます。


・・・自転車に乗ったおじさん。


たしかに、料金所には「自転車100円」とありましたが、
まさか本当に通るとは!
かなりのスピードで通り過ぎていきました。幅が狭いので、前から人や自転車が来ると、
すれ違いざまに橋の端に寄ることになります。これが結構、怖い。
どちらに寄るか、とっさの判断力が鍛えられますね。

でも、颯爽と走り去っていくその様子は、とても気持ちよさそうでした。
いつか自転車で横断してみよう。

・・・と、あまりに長い蓬莱橋編はここで前編終了。自転車おじさんを見送りつつ、次回へ!
いよいよ対岸が近づいてきましたよ・・・。かつての遠江國へ、上陸は近い!

 

それではみなさん、
次回のしずおか橋めぐりをお楽しみに!
後編へ続く!

*「広告文化を通じて、地域社会に貢献する」広告会社ピーエーシーがお届けしました。* 

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